ルンバを製造しているアイロボット社は、マサチューセッツ効果大学の人工知能研究室出身のロドニー・ブルックス氏が立ち上げたアメリカの会社。
こんな便利な家電がなぜ日本ではなく、アメリカで開発されたのか?
日本といえば高い技術水準を誇っている家電メーカーがゴロゴロしているのに…。
その理由はアメリカが人工知能の開発を進めていたからでも、日本の技術力が足りなかったからでもない。
「掃除ロボットが仏壇にぶつかり、ろうそくが倒れ、火事になる」
「階段から落下し、下にいる人にあたる」
「よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し、転倒させる」
といった「100%の安全性を確保できない」というのが大きな理由だった。
感想
たしかにどこにいてもコンプライアンスという言葉が飛び交っていて、色んなものが窮屈になりつつある。
リスクというのは低ければ「ミス」は生まれないけど、それによって発生する機会リスクもあることを学ばなければならないけど、なかなか難しい問題である。